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2025/09/24 10:20 ~ なし
雨漏りとシロアリは関係ある?見逃すと危険な住まいのサイン
雨漏りとシロアリの関係とは
「雨漏り=防水の問題」と考える方が多いですが、実は雨漏りはシロアリ被害の大きな要因になります。
シロアリは湿った木材を好むため、雨漏りで建物の内部が湿ると格好の住処となってしまいます。特に床下や壁内のように普段目が届かない場所では、雨水の侵入に気づかないまま被害が進行することもあります。
雨漏りがシロアリ被害を招きやすい場所
- バルコニー
防水層の劣化や排水不良から浸水しやすい。 - 外壁のクラック(ひび割れ)
小さな隙間からでも雨水が入り込み、木部を湿らせる。 - 基礎周辺・床下
雨水が染み込みやすく、換気が悪いと湿気がこもりやすい。
これらの箇所は、雨漏りと同時にシロアリリスクも高まるため、要注意です。
雨漏りとシロアリの被害サイン
- 天井やクロスのシミ → 雨水が侵入しているサイン?
- 床がブカブカする → 木材が腐朽や食害を受けているサイン?
- 羽アリの発生 → シロアリがすでに活動しているサイン?
「雨漏りだけだから」と放置すると、気づいたときには木材の強度が落ち、構造安全性に影響することもあります。
早期発見と対策方法
- 建物点検(インスペクション)を活用
雨漏りだけでなく、シロアリの有無も専門家がチェック。 - 雨漏り修繕と防蟻処理をセットで
浸水源を直しても、すでに湿った部分にシロアリがいれば被害は続きます。また、シロアリ対策だけ行っても雨漏りが続いていれば無駄になる場合も。
- DIYでは限界がある
外からは見えない壁内・床下の調査には、専門的な知識と機材が必要です。
まとめ
雨漏りとシロアリは切り離せない関係にあります。
「シミがあるけど大丈夫かな?」「築年数が経っていて心配…」という方は、早めに点検を受けることが被害拡大を防ぐ一番の対策です。
